メガバンクに就職を考えているけど、TOEICは何点必要？
入社するのに必要？関係ない？
結論、必要ないことも多いです。
TOEICなど語学力を評価されることがありますが、入社の合否にはあまり関係ないというのが実情です。実際にTOEICを受けたことがほとんどない人や500点以下の人もいるので、英語ができないと入社できないということはありません。
ただし、企業のグローバル化は進展しているので、海外との取引や英語を使い機会はそれなりにあると思いますし、海外で働きたいということを就職の軸においている場合は英語力が必須です。
語学力向上をサポートしてくれる
語学学習に限らず、学習するという点では福利厚生や若手への教育の観点で会社からのサポートも手厚いです。
語学学校への通学やTOEICの受験に補助を出す会社も多いので、入社してから本格的に英語を学習する人も多いです。
海外人材の育成に力を入れていますが、社員の英語力を図るために、スピーキングやリスニング力を実際に確かめることは難しいので、人事部としても英語力を図る指標としてＴＯＥＩＣの点数を重視していることが多いです。
海外赴任にはTOEIC何点必要
目安としてTOEIC730点以上あればチャンスがある、といった印象です。絶対に海外でキャリアを積みたい、ということであれば900点以上は欲しいところかと思います。
人事は適性やキャリアを総合的に判断して決められるので、英語力によって海外赴任ができるか否か決まるわけではないので、かなりケースバイケースとなってしまいます。
また、実際にはTOEICで730点取るだけだと英語力としては足りない気がしますが、業務内容や役割次第では赴任までの期間や赴任後の学習でキャッチアップする前提で海外赴任するケースもあります。
英語を使う頻度が少なければ、TOEICの点数を重視しないケースも多いですが、基本的にはTOEICの点数を基に最低限の英語力がある社員に、海外赴任させることが多いです。
点数ごとの配置
TOEIC600点～800点程度であれば、中国やASEAN等のアジア地域への配属が多く、TOEIC800点以上でさらにスピーキング力にも長けている社員は欧米などのエリアに配属となるケースが傾向としては多いです。
但し、赴任する国やエリアまで希望を聞いてもらえるかというと難しく、人員も限られているので希望通りになるかは不明です。米国や欧州については、人気が高いわりに人員がそれほど多くないので、狭き門となっていることが多いです。
一方で、特定のエリアに強みを持つ場合やエリアに詳しく専門性をもっている場合などは、赴任する国を希望して採用されるケースもあろうかと思います。
例えば、英語に加えて中国語を話せる場合、中国への赴任を希望すれば聞いてもらえる可能性は高い、といったことはあります。
まとめ
- メガバンクへの入社に、TOEICの点数は必須ではない
- TOEICの点数をアピールする場合は最低でも600点以上は必要で、できれば730点以上ないとアピールにならない
- 入社後も、海外赴任や担当取引先との取引に応じて英語力が必要になるが、英語力はTOEICの点数で図られることが多い
- 海外赴任には少なくてもTOEIC730点程度は必要
- 英語力によって赴任できるエリアや国は異なり、人気が高く高度な英語でのコミュニケーションが求められる欧米では、より高い英語でのコミュニケーション力が求められる。
以上、少しでもご参考になれば幸いです。
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